★ 茅葺の里 on 2006-09-09

茅葺の集落が保存されてる美山の茅葺の里です。
山を屏風にしてこじんまりとたたずんでいます。
よく見ると新しい建材も取り入れられていますが、大方茅葺の集落が
守られています。
この里から少し離れた所で茅葺家屋を所有している知人によると、
茅葺屋根は20年に一度葺き替えが要り、費用は1000万円だそう
です。
茅葺の里では行政からの補助が1/2出て、里から離れた所では
200万円の補助金だそうです。
んー 考えてしまう維持費です。
一般的でない希少となった工法なのだから仕方がないと言えるのかな?
この知人の茅葺屋根、傷みが目立ってきていて、そろそろかな・・・。
田舎では積極的に残そうとする茅葺以外は、傷みがひどくなると鋼板
などですっぽり覆って改修しています。急勾配の形状を残し、ズーと
遠目には景観は保たれます。
この工事を見ていたことがありますが、傷んだ茅葺をそのままにして
下地を作りフタをするわけですから、かなり疑問の残る工事です。
囲炉裏で燻されることのない茅は、生きてはいないでしょう。
生活しながらのメンテナンスは容易ではありませんね。
需要が多ければ、上手い工法を考案する余地はあるのですけどね。
★住まいのヒント/メンテナンス
家を建築後、年月が経てば必ずメンテナンスが必要になります。
後日の補修ややり替えに配慮して設計することは、建物の寿命を長
く保つために大切な心掛けです。敷地が狭く仮設の足場も建てにく
い場合などもありますから。
